不動産投資の実践編!失敗しない不動産投資のコツとは?


不動産を購入して入居者を募集し家賃収入を得る投資は、長期的に安定した収益となるため人気です。
しかし、不動産投資を失敗せずに継続するためにはコツが必要となります。

これまで初心者向けの不動産投資の勉強法について記事をまとめてきました。次は第3弾の実践編です。
これまでの記事はこちら
不動産投資を始める人必見!勉強方法とおすすめの本を紹介します!
不動産投資を勉強したい人向け!投資にかかる費用と物件の選び方を大公開!

そこで、この記事では不動産投資を実践する上での注意点や準備について解説します。

不動産投資勉強の準備と実践

不動産投資を成功させるためには、情報を収集して物件を捜索することが基本です。
また、投資に関するセミナーに参加するなど、知識の習得もポイントです。
この章ではこうした不動産投資に関わる初心者向けの基礎知識について、解説します。

勉強準備編①:情報収集

どのような投資をする上でも重要となるのが、正しい情報収集です。
そのためにも、世の中に公開されているツールを活用し、失敗しない不動産ステップを理解することが大切となります。
この章では、不動産投資に関する情報収集について、おすすめの方法を紹介します。

インターネットの活用

インターネットには投資に関する多くの情報が掲載されていることから、広く知識を得ることができます。
特に気になったキーワードで検索することができるという点は、疑問点をすぐ解消したい人に向いています。
このことからも、繰り返し読み返したいサイトはなるべくブックマークしておくことがポイントです。

書籍の活用

書籍によっては中級者から上級者向けの内容もありますが、基本的にどのレベルの投資家にも有益な情報が記載されています。
また、タイトルや著者で学びたいことが理解できるという点が特徴といえ、有名な著書はどのタイミングで読み返しても勉強になることが多いです。

不動産投資家からの情報収集

不動産投資家がインターネットや個別セミナーを開催し、不動産投資のリスクやメリット、デメリット、収益物件の選び方や税金を抑える方法について解説していることがあります。
こういったセミナーは有料であるものの、賃貸管理に長けた投資方法を学べる良い勉強法となることから、積極的に参加することをおすすめします。
ただし、中には物品販売や詐欺行為が目的のケースもあるため、注意が必要です。

不動産投資における情報収集のポイント

不動産投資の情報は様々なツールで集めることができますが、1つのツールに偏らず多角的に収集することが大切です。
たとえばインターネットだけで情報収集する場合は無料である一方で信頼できる情報を集めにくく、書籍だけの場合は費用と工数がかかってしまいます。
また、セミナーは投資家である講師のノウハウが必ずしも正しいとは限らないというデメリットがあります。
そのため、多くのツールを同時に活用した上で、自分で正しい情報を判断することがポイントとなります。

勉強準備編②:一次情報の活用

基礎的な知識や進め方を把握することができれば、物件購入に必要な情報を収集します。
投資用物件は不動産会社が公開していることから、インターネットで探すことができます。
ただし、良い物件を購入するためには物件選びだけでなく、現地の確認も重要となります。

物件周辺の環境調査

良い物件はただ物件価格が安いだけでなく、物件の周辺にスーパーや病院といったライフインフォメーションが揃っていることが条件といえます。
こうした情報はインターネットでも調べることができますが、騒音や振動、臭気の有無や町内会のルールといった情報は現地調査でしか習得することができません。
このことからも、入居者が住みやすい物件を見つけるためには、こうした現地調査が重要といえます。

最寄り駅での現地調査

家賃を高く設定し利益をなるべく多く生み出すためには、最寄り駅にアクセスしやすい物件であることがポイントです。
マンションやアパートは同じエリアであっても駅前の距離や立地によって家賃の設定金額が変わります。

つまり、気になる物件を見つけた場合は駅から実際に歩き、生活しやすいかどうかをチェックする必要があるといえます。

Googleストリートビューの活用

物件購入はスピーディーな判断が重要な要素となることから、周辺環境をある程度把握する手段としてGoogleストリートビューの活用が便利です。
このツールは現地を歩いているかのようにチェックすることができ、周辺環境の状況を素早く確認することが可能です。
また、Googleストリートビューが設定されていない道路は道幅が狭い可能性があるといえます。
このように、物件を検討する際にはGoogleストリートビューの活用が有効です。

不動産投資業者からの情報

不動産投資業者から良い物件を紹介してもらうためのアプローチも重要です。
こうした情報はプロならではの判断によって選定されていることがあり、頻繁にやり取りすることで非公開物件を優先的に紹介してくれることもあります。
また、不動産投資ローンを有効活用するためには金融機関の最新金利を知っておく必要があります。
そのため、信頼できる業者に希望する物件情報を伝え、なるべく早い段階で情報提供してもらえるように準備しておくべきです。

勉強実践編①:不動産投資セミナーの受講

情報収集がある程度完了すれば、不動産投資セミナーを受講することをおすすめします。
こういったセミナーはインターネットで受講することもでき、場合によっては動画を保存して後から見返すこともできます。
そのため、いくつかセミナーをピックアップし、これまで収集した情報に間違いがないか精査することで失敗のない不動産投資を実践することができます。

ステップ①:投資の照準を絞り込む

不動産投資といっても、家賃収入を得ずに転売する方法もあれば1棟マンションを保有し長期的に安定収入を得る方法もあります。
そして、不動産投資の種類によってノウハウやリスクが異なることから、希望する投資に照準を絞り込むことがポイントです。

勉強実践編②:投資物件の絞り込み

不動産投資の種類や管理方法が決まれば、いよいよ物件を選んでいきます。
物件選びは不動産ポータルサイトを利用し、希望エリアと価格で絞り込み検索するのが一般的です。
また、価格が安い物件は築年数が古かったり過去に事故が発生した物件である可能性もあり、注意が必要です。
良い物件は安く買えるだけでなく、確実に収益を得られる立地や将来売却しやすいというポイントを踏まえていることが重要です。
そのため、物件選びは不動産会社にアドバイスをもらいながら進めるのがおすすめです。

ステップ②:物件見学に行く

候補の物件が見つかれば、なるべく早く内覧することが重要です。
なぜなら、一人の投資家が良い条件だと判断した物件は、他の投資家もそう考えているからです。
つまり、確実に物件を購入するためにはスピーディーに物件見学を行い、購入の判断をすることが重要といえます。
また、価格交渉をする際にも購入申込書の提出が1番早くなければ交渉することもできません。
このことからも、気になる物件を見つけた場合はすぐに不動産会社へ連絡し、最短で見学日を設定する必要があることを知っておくべきです。

まとめ

不動産投資は情報収集と実践を繰り返すことでノウハウが蓄積され、失敗しない不動産投資を継続できるようになります。
そのため、様々なツールを活用して常日頃から情報収集を行い、不動産会社にアドバイスをもらいながら物件探しをすることをおすすめします。

投稿者プロフィール

naruto
1987年生まれ。高校卒業後に工場勤務し、21歳から不動産業界(賃貸)に足を踏み込みました。24歳のときからマンション、土地、一棟アパートの売買仲介に携わり、これまで決済した案件の総額は100億円を超えます。現在は妻と子、犬と一緒にのどかに暮らしています。